2017年1月21日(土) 20:00〜20:45放送されるチョイス@病気になったとき「冬の家に潜む危険」
冬に多い入浴事故と低温やけど。入浴事故は、脳卒中などで死亡することあります。
低温やけどは、皮膚の深いところまで達するので注意が必要です。
寒い冬の家を快適に過ごす方法をご紹介しましょう。
出演者
【司会】八嶋智人,大和田美帆,【講師】埼玉医科大学病院教授…倉林均,訪問看護師・訪問看護ステーション所長…秋山正子,【リポーター】新井秀和,【語り】佐藤真由美,江越彬紀の皆さんで番組が進行されます。
入浴事故で最も多いのは?
入浴中に脳梗塞になってしまっています。その他にも心臓の発作による死亡が毎年冬の入浴中に起こっています。
入浴事故の約8割は、一人で入浴している元気な健康高齢者で起きており、常に家族が側にいる事が予防に一番欠かせないのです。
隣に住んでいる御婆さんが入浴中に冬に脳梗塞になって亡くなりました。
本当に高齢になって1人で入浴するのは心配ですね。
その他にも入浴事故の原因は、入浴中の「意識障害」です。
入浴している間に意識が飛び、おぼれて死亡したケースが増加しています。
入浴中は脳や心臓の発作も怖いですが低温やけども危険です。低温やけどについて説明していきますね。
入浴中の低温やけどについて
低温やけどでは、やけどをしていることに気が付かず、長時間熱を持ったものに触れ続けてしまうので、皮膚の奥にまで熱が伝わってしまうのです。
低温やけどは最終的には「Ⅲ度熱傷(さんどねっしょう)」とよばれる深いやけどになることが多いのです。
入浴事故予防のための対策
入浴をする際に注意してほしいのが「浴室」と「脱衣所」の温度差です。入浴するという行為自体、血圧が変動しやすくなります。
意外に浴室と脱衣室の温度差がある方は多いのでは?
ヒートショックを起こしやすい脱衣所と浴室の温度差をなくしましょう。
入浴の注意事項は?
- 湯温は39~41℃で長湯をしない
- 脱衣場や浴室の室温が低くならない
- 食事直後や深夜に入浴しないこと
- 気温の低い日は夜早めに入浴すること
- 心肺の慢性疾患や高血圧症をもつ人では半身浴が望ましい
以上の事は守る様に心がけましょう。
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