2017年5月6日(土) 12:00〜15:00放送のスペシャル傑作選 主治医が見つかる診療所スペシャル。
【MC】草野仁、東野幸治
【アシスタント】森本智子(テレビ東京アナウンサー)
【ゲスト】木下隆行(TKO)、沢田亜矢子、ニッチェ(江上敬子・近藤くみこ)、野々村俊恵、野々村真、モト冬樹でお送りされます。
「コレステロール」をテーマに送る3時間スペシャルです。
コレステロールのイメージは太る・脂肪などの事だと思っていますが、日本人の約4人に1人が命を落とす「血管の病気」なのです。
血管の病気の中でも大きな原因の1つとも言われているのが、「コレステロール」です。
食べ物が大きく関係するコレステロールです。
コレステロールがどの様に、病気の予防に繋がっているのか?ご紹介していきましょう。
コレステロールが血管に起こす怖い病気とは何なのでしょうか?
血管とコレステロールの関係について説明していきますね。
目次
コレステロールってなに?
コレステロールとは、脂質の一種で血液中や、脳、内臓、筋肉など全身に広く分布しています。
コレステロールは細胞膜、性ホルモンや副腎皮質ホルモン、脂肪の消化吸収を助ける役割を担っています。
コレステロールというと良くないイメージをもたれがちですが、私達の体を作る上でなくてはならないものなのです。
では、どうしてコレステロールが悪いイメージになったのでしょうか?
コレステロールは悪い影響があるの?
私達にとって必要なコレステロールでも、過剰にとってしまうと病気になります。
生活習慣病にもコレステロールの過剰摂取が原因になって起こる物もあります。
コレステロールが体内に溜まって来ても初期症状が現れません。
知らない間に生活習慣病になって居たりします。
知らない間に病気になるのでサイレントキラーといわれています。
コレステロールが起こす病気とは?
日本人はもともと野菜、魚類中心の食生活を昔から送ってきました。
その当時はコレステロール値の低い食事を中心でした。
最近では食生活の欧米化に伴い、日本人のコレステロール値は米国人と同様コレステロールの過剰摂取が深刻になってきているのです。
食生活の変化によって高コレステロール血症になるリスクが高くなってきました。
コレステロールが引き起こす病気は何でしょうか?
コレステロールが引き起こす病気その① 動脈硬化
動脈硬化症とは動脈がかたくなることです。
動脈がかたくなると、血管に支障が出来て血液をうまく送り出せず、心臓に負担をかけてしまいます。
動脈がかたくなると血管の内側がもろくなって粥腫ができ、血管の中がせまくなったり、詰まったり、粥腫がはがれて細い血管を詰まらせたりします。
隠れたリスクを見逃すな油断すれば動脈硬化を防ぐのページに詳しく説明しています
動脈硬化が起こると体の至る所に支障がきます
コレステロールが引き起こす病気その② 脳出血
脳出血による死亡率は高く発症すると生死を分ける怖い病気です。
最近でも河合美智子さん 脳出血から仕事復帰へ オーロラ輝子で有名な女優が脳出血になりました。
発見が早かったので大事に至りませんでしたが、有名人の山田康雄や桑名正博も脳出血になり死亡しています。
脳出血は高血圧が大きく影響しています。
最近は高血圧の治療に意識が向けられ、食生活の改善などで脳出血の死亡率は低下してきてはいますが、高血圧は症状が出て来にくい事もあり注意が必要です。
高血圧の事は高血圧は脳梗塞の引き金になる!血管のボロボロには要注意!のページで紹介しています。
コレステロールが引き起こす病気その③ 脳梗塞
脳の血管が敗れる脳出血やくも膜下出血
血管が詰まる脳梗塞です。
日本では今、脳卒中の約4分の3が脳梗塞です。
脳梗塞とは、脳の血管が詰まったり何らかの原因で脳の血のめぐりが正常の5分の1から10分の1くらいに低下した状態になります。
酸素や栄養不足に陥り、脳組織が壊死してしまった事を脳梗塞と言います。
日本の死因が第4位、寝たきりの病気の1位は脳梗塞なのです。
高齢化に伴って今後の脳卒中の患者数は2020年には、300万人に達すると言われています。
脳梗塞の前兆のページ脳梗塞の詳しく説明が書いてあります。
コレステロールが引き起 こす病気その④ 心筋梗塞
心筋梗塞とは、心臓の血管が狭くなってところに動脈硬化でできた血栓が詰まって、血液が流れなくなる病気です。
心筋梗塞になると心臓の筋肉が壊れ始め、心臓が酸欠状態になります。
心筋梗塞になったら早急に処置をしないとが命にかかわってきます。
心筋は一度壊死してしまうと回復する事ができなくなる怖い病気です。
心筋梗塞の再発予防も出来る!のページで詳しく説明しています。
血管を健康にする食べ物
血管を健康にする為には、血液の状態を良くする必要があります。
血液がドロドロでは血液が詰まってしまったり血管が破れてしまったりと命に関わる事が起こります。
脂質異常症や糖尿病・脳卒中などの病気も血液がドロドロの状態で発症しているのです。
脳梗塞ってどんな病気?のページで詳しい説明しています。
血液サラサラにする事で動脈硬化予防にも繋がり健康な血管の状態を維持する事が出来るのです。
では血管を健康に保つ食べ物を紹介しましょう。
血管を健康にする食べ物その① DHA・EPA
DHA,EPAはイワシやサバなどの青魚に多く含まれています。
不飽和脂肪酸の一種で、常温で固まりにくいという性質があります。
その為に血管の弾力性を高め、赤血球の柔軟性を高めてくれています。
青魚が苦手な人におススメなサプリメントがあります。
血管を健康にする食べ物その② ポリフェノール
ポリフェノールは緑黄色野菜や果物などに含まれています。
ポリフェノールは、LDLの酸化を防ぎ、血流の改善に役立ちます。
ポリフェノールを沢山含まれている食べ物はベリー・黒豆・小豆・緑茶・カカオ、などにポリフェノールが多く含まれています。
食事をする際にも意識して食材を選びましょう。
食事のバランㇲが取れない方にはポリフェノール 30日分DHCから販売されている商品は売上NO1で紹介されています。
手ごろな価格で試しやすいですね。
血管を健康にする食べ物その③ビタミンC・E
ビタミンC,EはLDLの酸化を防ぎます。
LDLは、肝臓でつくられたコレステロールを運ぶ働きをしています。
LDLの働きが悪くなるといる余剰なコレステロールを血管内に残り、動脈硬化を引き起こす原因となります。
動脈硬化の詳しい情報は動脈硬化の症状・原因・予防について?のページで紹介しています。
ビタミンCは赤ピーマンやレモン、ビタミンEはカボチャやアスパラガスなどに多く含まれています。
コレステロールの予防に有酸素運動が最適!
交通機関の発達による運動量の低下、便利な生活等によって運動不足が深刻になってきています。
有酸素運動は脂肪をエネルギー源として燃焼しています。
有酸素運動は善玉コレステロールを増やす働きがあります。
有酸素運動は動脈硬化の原因となる血管壁を守る働きもしてくれます。
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