iSC細胞(虚血誘導性多能性幹細胞) 脳梗塞で死んだ細胞再生 兵庫医科大 定説覆す

兵庫医科大(兵庫県西宮市)のグループが、脳梗塞の組織の中に神経細胞を作る細胞があることを発見したそうです。

脳梗塞になってしまったら脳細胞は本来なら死んでしまうのに凄いことですよね。

兵庫医科大のグループは、今後2年余りで、臨床試験の前段階まで持っていきたい話しているそうです。

もしそうなれば後遺症で苦しんでいる患者の人も家族の人にも希望を与えますよね。

では、その脳梗塞とはどんな病気なのでしょうか?

脳梗塞は脳の血管が詰まる病気

日本では今、脳卒中の約4分の3が脳梗塞です。

脳梗塞とは、脳の血管が詰まったり何らかの原因で脳の血のめぐりが正常の5分の1から10分の1くらいに低下した状態になります。

酸素や栄養不足に陥り、脳組織が壊死してしまった事を脳梗塞と言います。

脳梗塞発症のリスク因子である「かくれ脳梗塞」があると約10.5倍も脳卒中を起こす頻度が高くなることがわかっています。

脳梗塞は3種類に分けられる

脳梗塞の3種類とは?

ラクナ梗塞
アテローム血栓性脳梗塞
心原性脳塞栓
といった種類に分けられます。

脳梗塞は脳の血管が詰まり、脳の神経細胞が死んでしまう病気で、後遺症が出ることも多い病期なのです。

脳梗塞の病気になったら?

脳梗塞が実際に起こると、右半身か左半身の片方のいずれかに問題が起こります。

  • 運動麻痺が起きる
  • 言葉がうまく話せなくなる
  • 意識がはっきりしなくなる
  • 後遺症が残ることが多い

脳梗塞になってしまうと日常生活に人の手助けが必要になることも少なくありません。その上、命を奪われることもあるのです。

例え命は助かっても後遺症が酷い人も多いのです。

脳梗塞の組織の中に神経細胞を作る細胞があることを、2009年にマウスの実験で発見したそうです。

兵庫医科大の先端医学研究所の松山知弘教授、中込隆之准教授らが発見したそうです。

もしそれが現実になったら脳梗塞の後遺症がなくなるかも知れないですね。

一度死んでしまった脳の再生も期待!!

体のさまざまな細胞を作れる多能性幹細胞といえばiPS細胞が有名ですよね。

今回の発見の重症の脳梗塞を起こしたヒトの脳でも存在を確認し、「iSC細胞(虚血誘導性多能性幹細胞)」と名付けたそうです。

この細胞の移植によって脳の再生の実験も進み、既に培養したマウスのiSC細胞をマウスの脳に移植する実験がスムーズに進んでいるそうです。

この発見は脳の病気に大きな期待を与えましたよね。

私も脳梗塞になったからこそISC細胞が人間に有効な治療となって欲しいと思います

iSC細胞はもともと体内で作られるもので、移植しても、病気やがんになる危険性は低い」と中込准教授は言っているそうです。

研究責任者で、脳神経外科の高木俊範助教は「脳梗塞の脳には再生させようとする働きがある。

そのメカニズムを生かした治療につなげたい」と話しているそうです。

こんな先生が頑張ってくれることで沢山の人が助かりますね。

iSC細胞について詳しく紹介しましょう。

isc細胞とは何?

このisc細胞再生の発見は、「死んだ神経細胞は再生しない」という定説を完全に否定したものです。

このiSC細胞を発見した研究グループは、2年後に臨床試験に入る計画が進んでいる。

今までは死んだ神経細胞は再生しないのが常識だったのが、再生するのが常識だとなる日も遠くないでしょう。

数前で話題になった細胞再生といえば、iPS細胞を思い出す人が多いと思います。

人間の皮膚などの体細胞に少数の因子を導入して細胞を培養すると、様々な組織や臓器の細胞に分化する能力(多分化能)と無限に増殖する能力(増殖能)をもつ多能性幹細胞に変化するのです。

この人工多能性幹細胞がiPS細胞(induced pluripotent stem cell)のことなんです。

山中教授がノーベル生理学・医学賞を受賞

iPS細胞の作製に世界で初めて成功した京都大学の山中伸弥教授が命名し、ノーベル生理学・医学賞を授賞しました。

体細胞が多能性幹細胞に変わることをリプログラミングと言う。

山中教授が見出した因子でリプログラミングを起こす技術は、再現性が高く容易なことということです。

iPS細胞は、

  • 病気の原因の解明
  • 新薬の開発
  • 細胞移植治療

などの再生医療に新たな活路を開いたと言えるのです。

iPS細胞がもつ多分化能を活用すれば、様々な細胞を作り出せる。

様々な病気を治すことに

糖尿病・・・・血糖値を調整する能力をもつ細胞を作れる

外傷・・・・・傷を負って神経が切断されたなら神経細胞を移植できる。

難治性疾患・・体細胞からiPS細胞を作り、神経、心筋、肝臓、膵臓などの細胞に分化させる

患部の状態や機能の変化を探求すれば、病気の原因を解明につながる。

このように、iPS細胞が起こしたブレークスルーは、さまざまな多能性幹細胞の基礎研究を加速させている。

今回の松山教授らの研究も、その先駆けとなる成果なのだ。

脳梗塞の患者にiSC細胞を移植すると死んだ神経細胞が再生したというのです!!

松山教授らは、2009年に脳梗塞の組織の中に神経細胞を作る細胞がある事実をマウスの実験で確信を得ました。

研究を重ねた結果2015年には、血管の周囲の細胞が神経細胞に変化する多能性を獲得している事実も確認できました。

脳梗塞は脳の血管が詰まり、脳の神経細胞が死滅して2度と戻ることのないのが通常です。

発見された多能性幹細胞は、iPS細胞よりも多能性が低いとされるが、体内で自然に生まれる細胞なんです。

松山教授らは、重症の脳梗塞を起こした患者の脳でも多能性幹細胞の存在を確認し、iSC細胞(虚血誘導性多能性幹細胞)と名づけました。

iSC細胞の移植は、脳の再生も期待できる日はそんなに遠い話ではありません。

細胞移植が出来たら脳梗塞の後遺症がなくなることも考えられますね。

iSC細胞はもともとヒトの体内で作られているので、移植してもがん発症のリスクは低いとされています。

その上、脳梗塞になった脳は、機能を再生する力が強いため、再生治療が期待できるのです。

兵庫医大の情報

兵庫医科大学は、兵庫県西宮市武庫川町1-1に本部を置く日本の私立大学である。
1972年に設置されました。

大阪大学医学部や神戸大学医学部出身の教授が多く6年間の学費は3700万円程度です。

一流の教授から教えられることが多いので、内容の濃い授業になります。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。 いかがでしたでしょうか?

お役に立つことが出来たら幸いです。 この記事だけではなく、

脳梗塞についてさまざまな記事を書いています。

脳梗塞の症状や後遺症など私が経験した全てのこと【保存版】

脳梗塞の情報をまとめた目次のようなページです。

脳梗塞で悩んでいるあなたの役に立てると情報だと思いますので、是非読んで下さいね。

 

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