夏に掛かる病気の代表はやはり食中毒と言えます。
食中毒と言えば病原性大腸菌(O-157)やサルモネラ菌が良く耳にします。
特に梅雨に入るとシーズンになると食中毒が多発します。
その理由は気温と湿度が上がると細菌の繁殖が活発になる事が原因で食中毒を起こしやすくなるのです。
最近では1g当たり100万個以上になると食中毒になると言われています。
食中毒を引き起こす菌にもいろいろな種類があります。
特に高齢者や乳幼児が食中毒を発症した場合、食中毒で下痢になり悪化する事も考えなければなりません。
ただの下痢だと思っていても生死に関わる状態になる事もあるのです。
食中毒と言えば、腹痛だけというイメージがありますが、頭痛を引き起こす事もあるのです。
食中毒とは具体的にどの様な原因があるのでしょうか?
目次
食中毒の原因ってなに?
傷んでしまった食品を食べることによって食中毒になるのですが、具体的な原因はどんなことなんでしょうか?
食中毒の原因となるのは
- 細菌
- ウイルス
- 化学物質
- 自然毒
- 寄生虫
などが主な食中毒の原因となるものです。
この様に食中毒は色々な所に潜んでいますが、人によって食中毒にならない人もいますよね。
同じ物を食べても食中毒になる人・ならない人の違いって何?
食中毒になる人ならない人は腸管の免疫力に差があるのです。
便秘で悩んでいる人は食中毒になり易いのです。
便秘の人は腸内環境が悪るい人は食中毒になり易いのです。
腸内環境は他の病気の予防にもなりますので、整える事が重要になりますよね。
便秘の悩みに乳酸菌サプリメントで便秘予防をするのも良いかも知れません。
薬局で販売している薬では副作用もあるのと急激にお腹が痛くなるので私はサプリメントで便秘の解消をしています。
体の中は腸内環境を整える事が重要になってくるので食中毒の予防にも必要になってきますね。
腸内環境を整えると免疫力もアップします。
免疫力をアップさせる方法にていては《不眠の治し方》睡眠不足を解消して自然治癒力を高めよう! 良い睡眠で免疫力もUP!のページでも説明しています。
便秘は肥満にも大きく影響してきます。
肥満は別の病気の原因にもなります。
《生活習慣病》死の四重奏 脂質異常症ってどんな病気? 糖尿病、肥満、高血圧について
脳梗塞は生活習慣病が影響している 内臓脂肪が増えると高血圧が心配!
肥満についてのブログがあるので参考にして下さいね。
では食中毒の種類や症状について紹介しましょう。
食中毒の種類とは?
食中毒は一つではなくて、菌の種類が違えば症状の出方にも違いがあります。
食中毒を発症したら種類によっては下痢だけで終わる菌や発熱や嘔吐などを伴う菌もあるのです。
夏は体が疲れていて抵抗力も弱っているので食中毒にかかるケースも多くなるのです。
では食中毒の菌の種類にはどの様な菌があるのでしょうか?
食中毒の種類その① 病原性大腸菌(O-157)
ベロ毒素産生性大腸菌と言われている腸管出血性大腸菌の事をO-157と言われています。
O-157特徴は特に感染力が強いと言われています。
症状としては、腸管出血を引き起こすようになり、激しい下痢・血便・腹痛・嘔吐などの症状を引き起こします。
食中毒の種類その② サルモネラ菌
サルモネラ菌は牛や豚、にわとりなどに生息していている細菌の事です。
ネズミ・ハエ・ゴキブリ、ペットからも感染すると言われています。
小さな子供さんがいる家庭は特に気を付けたいですね。
食中毒の種類その③ 黄色ブドウ球菌
黄色ブドウ球菌は、人や動物の傷口から侵入し、手指・鼻・のど・耳・皮ふなどに広く生息している菌が黄色ブドウ球菌です。
特に手で作るおにぎり、サンドイッチ等は要注意です。
食中毒にならない為にも菌をいれない生活が大切です。
自宅で出来る食中毒予防は欠かせません。
ウイルスに効く手洗いソープもあるので活用して下さいね。
この様に食中毒の菌の種類があるのですが、食中毒のそれぞれの菌に応じて症状も変われのです。
食中毒の種類その③ ノロウイルス
ノロウイルスは冬に発症すると思っていませんか?
実は夏にも掛かる人は沢山いるのです。
食中毒には感染ルートも深い関りがある
主に感染型と毒素型の二つに分けることができます。
この2つが食中毒が発症するまでの形となります。
感染型と毒性型ではどのぐらいの潜伏期間があるのか?
またどの様な特徴があるのかを説明していきますね。
感染型の食中毒
食中毒菌が人間の体内に侵入し腸の内部で増殖して食中毒を引き起こしてしまう食中毒を感染型と言います。
感染型の食中毒は感染から発症までの潜伏期間は一週間程度と長いのが特徴になります。
毒性型の食中毒
傷んでしまった食べ物を食べた事で起こる食中毒のことです。
食品に繁殖した菌が毒素を出してその菌を食べた事で発症してしまう食中毒を毒性型の食中毒と言います。
です。
毒性型の食中毒は感染したら発症までの時間が短く約6時間で食中毒になると言われています。
では食中毒の種類に応じての症状の出方について説明していきますね。
食中毒の症状
食中毒には種類がある事や原因がある事を説明していきましたが、それぞれの食中毒によって症状が違うのです。
食中毒には感染の仕方も違いがあります。
発症にかかる時間も食中毒によって早い菌や時間の掛かる菌もあるのです。
食中毒による症状の違いについて説明していきますね。
その症状の出方について説明していきますね。
食中毒の症状その① 病原性大腸菌(O-157)
発症するとおへそ周辺の激しい腹痛と下痢が伴います。
その後出血性大腸炎となり出血性の下痢と激しい腹痛に見回ります。
O157は感染力も強いのが特徴になります。
潜伏期間も4~9日と長くなります。
食中毒の症状その② サルモネラ菌
主な症状は、吐き気・下腹部の腹痛・下痢・熱が症状として起こります。
熱は、38℃前後の発熱が出てきます。
潜伏期間は6時間〜72時間と長期に渡ることもあります。
食中毒の症状その③ 黄色ブドウ球菌
黄色ブドウ球菌は特に夏に多発する傾向があります。
黄色ブドウ球菌の食中毒の症状は、嘔吐や腹痛、下痢が起こりますが比較的直ぐに治まってきます。
高熱が出る事も無く1~2日で回復してきます。
潜伏期間も短く1~6時間で回復していくのが特徴です。
この様に食中毒には症状が起きますが、食中毒を防ぐにはどの様な事に注意が必要なのでしょうか?
日常の生活の中で気を付ける事を紹介します。
一度口に付けたペットボトルは?
ペットボトルで直接飲む事ってありますよね。
でも直接ペットボトルに口を付けた物は菌の繁殖ってないのでしょうか?
菌の繁殖状態の実験で口を付けて24時間すると
- 水 100個
- 麦茶 25000個
- オレンジジュース 800個
- ブラックコーヒー 80個
麦茶は細菌が増えてしまうのです。
麦茶はポリフェノールが含まれていない事で抗菌作用が弱い事や麦は穀物で炭水化物で出来ている為に最近に取って最高の餌になるのです。
コップに移して飲む事が一番安全ですね。
お弁当の食中毒が心配な人に
お弁当は気温が高いので、特に夏場に食中毒が心配ですよね。
でもお弁当を持って行かないといけないし・・・
でもお弁当に工夫を加えると随分、菌の繁殖に違いが出るのです。
お弁当の菌を抑える工夫を紹介します。
- ご飯
のり入り・・・細菌が82万個
のり無し・・・1500個
- から揚げ
レタスを敷く・・細菌94000個
カップに入れる・・120000個
12時間経った唐揚げは食中毒の対象になるのです。
- トマト ヘタありトマトとヘタ無しトマトでは菌の増殖数に違いがあります。
ヘタありトマトは18時間後には1000万個にもなるのです。
細菌は気温や湿度によって違いが出てくるので要注意です。
お弁当の工夫で最近も少なく出来るので気をつけましょうね。
食中毒の応急処置?
食中毒に感染したら内科を受診することが一般ですが直ぐの応急処置としては、急な下痢から来る脱水症状を止めなければなりません。
脱水症状を防ぐために、スポーツドリンクなど水分補給を行うことが応急処置では大切と言われています。
病院では点滴の治療をする事が多いので、状況を見て病院に行く事が大切でしょう。
食中毒にならない為の体作りが何よりも大切になってきます。
最初に紹介した様に腸内環境の改善も便秘の悩みに乳酸菌サプリメント等の健康食品を使って同時に改善しましょう。
夏に発症する病気は沢山ありますので気を付けて下さい。
夏の病気のブログを書いていますので参考にして下さいね。
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