きょうの健康 大腸がんの手術について 徹底解説

きょうの健康 大腸がん 徹底解説「手術」ついての放送が2017年1月18日(水) 20:30〜20:45にあります。

大腸がんの発生した場所にとどまっているがんはどのように切除するのか?大腸がんが進行して転移がある場合には手術は可能性なのか?

出演者【講師】東京大学大学院教授…渡邉聡明,【キャスター】黒沢保裕,岩田まこ都の皆さんでお伝えします。

 

[ad#kiji]

大腸がんの治療は外科手術が中心

大腸がんの治療は、外科手術、化学療法、放射線治療などの治療を組み合わせていきます。時に体内から大腸がんを直接取り除くことができる外科手術は、高い治療効果が期待できるのです。

大腸がんが完全に取り除けるなら安心ですね。

その理由もあり大腸がんの外科手術は大腸がんの治療法の中心となっています。また手術の内容は、大腸がんがある部位や進行度などに応じて決められます。

では大腸がんの場所に応じての説明をしていきますね。

結腸にがんがある場合の手術

がんから約10cm離れたところまでの腸管を切り取り、残った腸管どうしを縫い合わせつなげます。
その手術と同時にがん細胞が近くのリンパ節に転移している可能性があるので、リンパ節を取り除くリンパ節郭清も行います。

結腸に大腸がんがある場合は、手術の後に排便や排尿などの機能障害が起きることはありません。

結腸には排尿や排便をコントロールする必要がないので機能障害は無いのですが直腸には排尿や排便をコントロールする神経があるので手術の生活に障害が出る事もあります。

では直腸がんについて説明していきますね。

 

直腸に大腸がんがある場合の手術

直腸の近くには、排尿や排便、性機能をコントロールする神経があります。大腸がんが進行している場合は、大腸がんの治癒をする為にやむなくこれらの神経も含めて切り取る場合があります。

直腸がんの手術方法を説明していきますね。

 

直腸局所切除術

広がりが少ない範囲内のがんを切り取る手術です。リンパ節転移の可能性がなければ、リンパ節郭清を行わないことがあります。

大腸がんの切除の仕方は

おなかを切らずに肛門を広げて手術をする場合と、腰のあたりにある骨の横から切開して行う場合があります。
この手術では、肛門は切り取らず残すことができます。

前方切除術

大腸がんが広がっている場合は、リンパ節も一緒に切り取る手術です。
リンパ節郭清をした後に肛門から入れた自動吻合器の医療機器を使って、直腸と結腸の腸管どうしをつなげ合わせます。
この手術でも、肛門は切り取らず残すことができます。

直腸切断術

がんができた直腸の腸管とともに、肛門も切り取る手術です。
切り取った肛門の代わりに、人工肛門(ストーマ)と呼ばれる便の出口を、腹部に付けます。
人工肛門に専用の袋を装着し、便がたまったら捨てるという排泄方法になります.

大変そうですが、慣れれば手術前とほとんど変わらない日常生活を送れます。

超低位前方切除術

超低位前方切除術という手術法により、直腸がんの約8割で人工肛門を避ける手術が可能となっています。

括約筋間直腸切除術

肛門の近くにできた大腸がんのみを切り取る手術です。
排便時の肛門の筋肉である肛門括約筋のうち、内側の筋肉のみを切り取って、外側の筋肉を残すことで、肛門を温存することができます。
この手術は肛門機能の低下によって、日常生活と同じとはいかなくなるので医師に相談する必要があります。

 

腹腔鏡下手術

腹部を大きく切り開く必要がなく、患者自身の体の負担は少なくてすみます。

手順としたら
炭酸ガスで膨らませた腹部に小さな穴をあけ、細長い手術器具を入れてがんを切り取ります。
腹腔鏡(カメラ)も入れて、腹部の内側をモニター画面に映し出した状態で手術します。

 

大腸がんの手術後に起きる症状とは?

大腸がんの手術の後に、本人や家族の皆さんが気になるもののひとつに、食事がありますね。
一般的な食物繊維が多いものは消化しにくいので、大腸がんの手術後しばらくは控えたほうがよいとされています。

基本的に食べていいもの、食べてはいけないものという食事は特にありません。

手術をしてから数日してガスが出れば、大腸が正常に動きだしたという意味です。

 

手術してから何日で退院できるの?

 

通常は腹腔鏡下手術では5~7日、開腹手術では7~10日で退院ができます。
ただし、薬に副作用があるように、手術の後にも、合併症と呼ばれるさまざまな症状が現れることがあります。

合併症の症状は

  • 発熱
  • 傷口の痛み
  • 傷口の赤い腫れ
  • 腹痛
  • 吐き気
  • 嘔吐

などの症状が出る場合があります。

大腸がんの早期発見があれば大腸がんは完治します。

定期的な検査が必要ですね。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です