日本では、スギやヒノキのほかにもヒノキ、イネ、ブタクサ、ヨモギなど約50種類の植物があると言われています。
花粉症の人にとっては50種類の花粉は辛いですね。
今年も花粉の季節がやって来ました。花粉は前年度からある程度予測されます。
予想された数字をご紹介しましょうね。
日本気象協会によると、スギ、ヒノキの花粉の飛散数は今春と前年と比べると
- 近畿・・・・・2.9倍
- 九州・・・・・2.7倍
- 関東甲信・・・3割減
この統計から分かる様に西日本を中心に非常に多くなり、東北は可なり減ると予想されています。
でも、どの基準から花粉の量が増えたり減ったりするのか分かるのでしょうか?
花粉の増える理由を説明していきますね。
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スギ、ヒノキの花粉の飛散数が増減する基準はなに?
花粉の量は、前年の夏の気温が影響しているのです。気温が高く日照時間が長いと、スギ、ヒノキの花粉飛散数が増えるのです。
夏の気温は、昨年6~8月の気温は、北陸、東海、近畿、中四国、九州は例年より気温が高く日照時間が長かったのです。
この為、気温が高かった分だけ今年の春の花粉の飛散数は多いと言う事です。
一方、昨夏の日照時間が平年並みだったので東北、関東甲信は前年より3~5割減少すると見込まれています。
去年は気温が高かったので近畿の人は特に花粉対策をしなければいけませんね。
スギ花粉飛散のピークは?
スギ花粉がピークになる月が予想されています。スギ花粉の予想月をお伝えしますね。
- 九州・・・・・2月下旬~3月上旬
- 東京・・・・・3月上旬~中旬
- 東北、北陸・・3月中旬~下旬
その後に各地でヒノキ花粉が飛散します。
特に雨が降った後に暖かくなると花粉が飛びやすくなる様です。
では全国の花粉の飛散数と花粉のピークの月の情報をお伝えしますね。
花粉の飛散数と花粉のピークは?
今年の花粉の飛散数は去年の気温に影響されると説明しました。
それを基準として今年の傾向が分かります。それを基準とした花粉の花粉の飛散数をご紹介しましょう。
全国の花粉の花粉の飛散数
日本気象協会予測、単位%
地区 | 前年比 | 例年比 |
北海道 | 50 | 30 |
東北 | 50 | 80 |
関東甲信 | 70 | 80 |
北陸 | 140 | 90 |
東海 | 240 | 140 |
近畿 | 290 | 110 |
中国 | 170 | 100 |
四国 | 260 | 110 |
九州 | 270 | 110 |
花粉のピークは
仙台 | 3月中旬~下旬 |
東京 | 3月上旬~4月中旬 |
金沢 | 3月中旬~下旬 |
名古屋 | 3月上旬~4月中旬 |
大阪 | 3月上旬~4月中旬 |
広島 | 3月上旬~4月中旬 |
高松 | 3月上旬~4月中旬 |
福岡 | 2月下旬~4月上旬 |
花粉が飛び散る前にしっかり予防をしたいですね。
原因となる花粉は空気中にたくさん飛んでします。
症状の悪化を予防するには、花粉を出来るだけ避ける事が大切です。
外出時には、花粉症専用のマスクは必要ですね。
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