足がむくむのは病気なんでしょうか?、
腎臓や肝臓の病気が原因でむくむ事があるのです。
一日中立ちっぱなしの仕事や、同じ姿勢のデスクワークで足がパンパンにむくんだ経験をする人は多くいます。
足のむくみが大きな病気のサインの時もあります。
むくみ”は医学的には浮腫と言います。
特に女性にはむくみ易いと言われています。
では、むくみとは何なのでしょうか?
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どうしてむくみが起きるの?
静脈やリンパ管がスムーズに流れずに、水分が滞ってしまいます。
その水分が溜まってしまっている状態をむくみと言います。
また同じ姿勢でいることで足の筋肉を使わないのが原因にもなっています。
むくみを引き起こす原因
原因はいくつかあります。
- 塩分のとりすぎ
- 新陳代謝の低下
- 運動不足
- 血管の病気
- 肝臓の病気
- 腎臓の病気
- 心臓の病気
むくみは病気のサインの可能性があるのです。
むくみの症状がでたら上記の病気を疑ってみても良いかも知れません。
詳しく説明して行きますね。
むくみを引き起こす原因その① 塩分のとりすぎ
水分や塩分を過剰に取ると、血液中の水分が増えてしまいます。
その事で体に余分な水分が留まりやすくなってしまいます。
水分が溜まるとむくみの原因になります。
むくみを引き起こす原因その② 新陳代謝の低下
代謝が悪いと体内の水分のめぐりも悪くなるため、不要な水分が体外に排出されず滞ってしまいます。
これが水分代謝が悪くなってしまった状態と言われています。
水分代謝とは食べた物の水分や飲み物で補給された水分が、尿や汗として体外に排出されることを言います。
その水分代謝が悪くなるとむくんでしまうのです。
むくみを引き起こす原因その③ 運動不足
運動不足などで、ふくらはぎの筋肉が衰えると、筋ポンプ作用がうまく働かなくなります。
筋肉が衰えると循環が悪くなってむくみやすくなるのです。
むくみ解消には、最もふくらはぎの筋肉が重要でと言われています。
足の筋肉は収縮することにより血液を循環させる役目をしています。
足の筋肉が衰えるとポンプ機能が低下しまい足に水分が溜まりやすくなってむくんでしまうのです。
むくみを引き起こす原因その④ 血管の病気
足の血管の病気で下肢静脈瘤と言います。
下肢とは足のことで、静脈瘤は血管がコブのようにふくらんだ状態のことをいいます。
下肢静脈瘤は特に怖い病気ではありませんが、足のだるさや、むくみなどの症状が起こってきます。
悪化すると、溜まった血液により肌が黒ずんだり、湿疹やかゆみも症状と現れる事もあります。
むくみを引き起こす原因その⑤ 肝臓の病気
肝臓病になるとどうして足がむくんでしまうのでしょうか?
むくむ原因となっているのは肝臓で作られるアルブミンというタンパク質が関係しているのです。
アルブミンとは?
アルブミンとは血管の中の水分を吸収し集めてくれる役目があります。
血管内に水分を保持するアルブミンという成分があるのです。
アルブミンは肝臓で作られるのですが、肝臓が弱っている時にはこの成分がうまく生成されなくなります。
動脈の水分が血管の外に出やすくなり、静脈では血管に水分が戻りにくい状態になりむくみが出てしまいます。
むくみを引き起こす原因その⑥ 腎臓の病気
腎臓が弱ると、身体の中の余分な水分を尿として排出できなくなります。
水分が溜まってむくみの原因になるのです。
腎臓に問題がある場合は水分を出す機能が低下しています。
水分を出す機能が弱くなると体の中は排泄しきれない水分が溜まってしまいます。
腎臓で排出する機能が低下すると塩分を排出できません。
塩分によって体の中に水分が留まっているのもむくみの原因になります。
むくみを引き起こす原因その⑦ 心臓の病気
心臓の機能が弱まると、血液を押し出す力が弱まります。
血液が全身に送る機能が低下するので、血液内の水分が回収出来ずむくんでしまうのです。
心臓が原因のむくみの場合、特に足がむくみます。
足がむくむ理由は心臓から一番離れた場所にある部分からむくみが出ます。
足にむくみが出たら心臓病の可能性もあるので病院にいきましょう。
体は、循環が滞てしまうと様々な病気を引き起こしてしまいます。
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