脳梗塞が発症してから、1~2週間の間の事を急性期と言います。
特にこの急性期の間は様態は不安定な時期と言えます。
急性期の治療方法は、薬物治療を行こない詰まった血管の血流を通すことの治療を行います。
薬物治療の目的や急性期の治療の工程などの説明をしていきましょう。
目次
急性期薬物治療① 脳のむくみ「脳浮腫」の治療
脳梗塞になると、脳に液状の成分が溜まってしまい、脳全体が浮腫んでしまう脳浮腫という症状ができます。
脳浮腫がだんだん広範囲に進んでしまい、それが原因で脳の細胞が死んでしまい脳梗塞の後遺症も進んでしまいます。
脳浮腫酷くなると脳梗塞による後遺症も酷くなってきます。
圧が掛かった脳は最悪の場合は、脳が押し付けられて脳ヘルニアになります。
脳ヘルニアから重い後遺症や死に至るケースもある
脳ヘルニアとは、脳梗塞によって脳の血管が詰まったところから、液状の成分が溜まり脳が圧迫されることからなる症状です。
特に太い血管が詰まると、脳浮腫が酷くなってしまいます。
頭蓋骨内では、脳浮腫が酷くなることで圧が高まって脳ヘルニアになります。
脳ヘルニアが発症すると
脳ヘルニアになると、脳の深部にある脳幹が障害を受け、様々な機能に問題が起こりだします。
後遺症では
- 意識障害
- 運動障害
- 感覚障害
様々な後遺症が出てくるのです。
脳梗塞の発作が起きて数時間の間に脳浮腫が発症してきます。
本当に脳梗塞になって病院にまでたどり着く間にも脳浮腫が進んでいるのです。
一人暮らしの人にとっては切実な事だと思います。
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脳浮腫の状態が最高に達するのは数日の短い間なので、急性期の治療は重要と言われています。
脳浮腫の治療薬として点滴でグリセロールやマンニトールの薬物を使って脳の余分な水分を排除していきます。
脳ヘルニアによる後遺症について補足しておきましょう。
脳梗塞は恐ろしい病気であることはお分かり頂いたと思います。
脳梗塞については
もしかして脳梗塞?症状から分かる脳梗塞のチェック方法FASTとは?
のページで詳しく紹介していますので参考にして下さい。
[ad#kiji]脳梗塞・脳ヘルニアによる後遺症について
脳の後遺症は様々な形になって現れてきます。
脳梗塞になった時の治療までの時間が大きく後の脳梗塞などの後遺症に影響してきます。
特に脳の疾患は時間との戦いと言われています。
脳梗塞などの脳疾患について詳しく説明していますので参考にして下さいね。
脳梗塞における8つの後遺症とは?
脳梗塞になると発症時間の経過によって脳梗塞の後遺症の症状も随分変わってきます。
入院している間は勿論のこと、退院後も同じようにリハビリが続きます。
後遺症には大きく分けて8つの症状があります。
その脳梗塞の後遺症の8つを分類して詳しく紹介します。
脳梗塞になるとどんな症状がおこるのでしょうか?
脳梗塞の後遺症① 言語障害
声が出しにくい、ロレツが回らない、言葉がうまく理解できない、うまく言葉にできないなどの障害の事です。
言語障害にはさまざま症状があり、「聞く」「話す」「読む」「書く」の障害が出てくることが多いのです。
それによって今までは簡単なことでも、適切なコミュニケーションが困難な状態になってくるのです。
コミュニケーションが取れなくなることは本人にとっても家族にとっても生活がしにくくなってしまいます。
脳梗塞の前兆でも言語障害の症状も出たりします。
言語障害の後遺症が残ってしまった有名人もいます。
例えが長嶋茂雄さんもその一人です。
《脳梗塞》長嶋茂雄の病気とは?脳梗塞の後遺症や現在の活動は? のページでも紹介しています。
私の場合もやはりろれつが回らない症状がでました。
言語障害も種類がありますので、詳しく後は度説明していくますね。
脳梗塞の前兆のろれつが回らないことも詳しくブログで紹介していますので参考にして下さい。
<脳梗塞の前兆>ろれつが回らないは脳の警告発作!脳梗塞ろれつの見分け方
脳梗塞の後遺症② 意識障害
酷い場合は意識を失う状態から日時や場所などがわからないという障害の事です。
意識障害とは、外界からの刺激に反応がなかったり、周囲の状況を正しく理解できない状態のことです。
脳梗塞の後遺症③ 記憶障害
新しいことが覚えられない、過去のことが思い出せないなどの障害の事です。
記憶障害とは、記憶を思い出すことができなくなったり、新たなことを覚えることができない状態になります。
一時的に思い出すことができない記憶は短期記憶障害といい、長期間思い出すことができない記憶は長期記憶障害とに分けられます。
脳梗塞の後遺症④ 運動障害
身体のどこかに麻痺があり、うまく動くことができない障害の事です。
運動障害は、人体の運動機能において何らかの永続的な障害が存じており、それが日常生活に不自由をもたらすほどの状態になること多い後遺症です。
私も遠藤障害が後遺症で出ましたので退院してからもずっとリハビリを続けていました。
脳梗塞の後遺症⑤ 視覚障害
視野の半分や1/4が見えない、一部が見えないなどの障害障害の事です。
視覚障害の後遺症が出ると、周りの人の協力が可なり必要になってきます。
後遺症の中でも深刻な問題になってきます。
後遺症の中でも深刻な問題になってきます。
脳梗塞の後遺症⑥ 知覚障害
体がしびれたり熱さ冷さなどの感覚が分からなる障害障害の事です。
熱かったりしても本人が何も感じなかったら、火傷をしてしまうリスクも高まりますよね。
日常生活の中でも熱かったり冷たかったりする場面も多いので、注意が必要になってきます。
脳梗塞の後遺症⑦ 嚥下障害
食べ物や飲み物がうまく飲み込めない障害障害の事です。
飲み込むことが困難なために、食べることに時間がかかり、食べ物が喉につまって、窒息を起こす心配もあります。
障害の程度が重くなると、料理の形がわからない液状・ペースト食の状態になるためので余計に食欲が湧かない状態にもなりえます。
脳梗塞の後遺症⑧ 排尿障害
尿意が分からなかったり自分で排尿することができないなどの排尿障害の事です。
障害による後遺症が色々とありますが、特にコミュニケーションに重要である言葉を理解したり話す事が出来なくなる言語障害は切実な後遺症です。
本人は元より家族のコミュニケーションにとっても重要な事になります。
脳ヘルニアになったら重い後遺症になることがお分かりになったと思います。
脳梗塞になってしまったら重い後遺症になることも良くお分かり頂けたと思います。
私も脳梗塞になった経験から後遺症の怖さはひしひしと分かりました。
脳梗塞と生活習慣の見直しが一番の予防になります。
後遺症の詳しいことは
【脳梗塞の後遺症】言語障害の診断基準と後遺症の2つのタイプについて
【脳梗塞の後遺症】感覚麻痺のリハビリと治療のすべて!(体験談)
【脳梗塞の後遺症】運動麻痺のリハビリと治療のすべて!(体験談)
【脳梗塞の後遺症】退院後の生活を快適に 自立した社会復帰を目指して!
のページで詳しく紹介していますので参考にして下さい。
脳梗塞の前兆を少しでも感じたら予防が大事
脳梗塞の前兆を感じたら病院に行く事も大切ですが日頃から生活習慣や脳梗塞の要因を改善する必要があります。
私も一度、脳梗塞になっているので、食事療法が一番大事と病院で指導を受けています。
それでもなかなか食事療法を続けられないのが現実なのです。
薬の副作用の問題
その他に必要なことは、薬の副作用の問題があります。
病院で処方された高血圧の薬は副作用がきつい上に、一度飲むと一生飲み続けなくてはいけません。
食事や生活習慣を1から見直すことが重要であることは言うまでもありませんが、今までの生活を一層するのはとても難しく、色々と悩んだ結果、食事では補えない部分はサプリメントを飲むようにしています。
二度と脳梗塞を繰り返すことがないように、食事は出来るだけ野菜中心を心掛けていますが、実際にはなかなか難しく現実的ではありません。
しかし、今までの食生活や生活習慣が招いた結果ですから、そのままの生活を続けていると再発のリスクが高くなってしまいます。
私の場合は、病院から”血圧を下げる薬”と”血液をサラサラにする薬”を処方されたのですが、 薬を飲むと、動悸が起こり気分が悪くなってしまい歩けなくなることもなり、によって救急車で運ばれることも度々ありました。
血圧を下げる薬から血管拡張剤する効果のある薬に変えてもらっても副作用は治まらず薬を飲むと、動悸が起こり気分が悪くなってしまい歩けなくなることもなり、によって救急車で運ばれることも度々ありました。
血圧を下げる薬から血管拡張剤する効果のある薬に変えてもらっても副作用は治まりませんでした。
とにかく高血圧の薬は副作用がきつい上に、一度飲むと一生飲み続けなくてはいけません。
高血圧や肥満は生活習慣病です。
食事や生活習慣を1から見直すことが重要であることは言うまでもありませんが、今までの生活を一層するのはとても難しく、色々と悩んだ結果、食事では補えない部分はサプリメントを飲むようにしています。
サプリメントを食事にプラスしたことで、血圧の数値も正常に近づいてきていますし、脳梗塞を発症して3年になりますが再発はしていません。
もう少し早くサプリメントを飲んでいれば、高血圧にも脳梗塞にもならなかったのかも・・・と後悔しています。
本当は自分で色々と試すことをおすすめしますが、何を選んで良いのか分からない方は、ぜひ試してみてください。

血をキレイにしてくれる上に血圧を下げる効果があり、血液サラサラ効果のある 大正製薬のDHA・EPAを飲んでいます。
EPA.DHAは血行が良くなるので、肥満予防にもなるので痩せやすい体作りをしてくれます。
DHA・EPAの血をキレイにする成分が600mgも入っているのが決め手になりました。
他のサプリはDHA・EPAが少ないか、値段が高くて続けられないと思ったからです。
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それて、DHA・EPAの成分は、酸化すると効果が悪くなることが分かっていますが、大抵のサプリは瓶に入っていて時間が経てば酸化する事が多いのです。
一般に販売されているサプリメントは瓶に入っているものが多く、何度も開けているとその分空気に触れて酸化してしまいます。
ということは古くなると空気にふれる時間が長く成るので、酸化がどんどん進むってことですよね。

それに、魚特有の臭いが全くなくて、飲みやすく気に入っています。
初回限定になりますが、1000円で購入することができます。
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私が色々と試した結果効果があって副作用のないサプリメントです。
金額も手頃で初回1000円なら試しやすいですよね。
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脳梗塞は、脳が虚血状態になって、活性酸素という有害物質が発生して、脳細胞を破壊してまた別の血栓が出来てしまうのです。
そこで脳の保護するためにする治療があるのです。
新薬エダラボン(脳を保護する薬)
エダラボンは、脳の活性酸素を除去して脳細胞が死滅するのを食い止める役割をしてくれます。
この作用が脳を保護することになるのです。
エダラボンの作用は、単に血栓を溶かしたり出来にくくする一般的な薬とはなります。
脳梗塞によって弱ってしまった細胞を元気にしてくれる薬になります。
その為に、基本的な日常生活の動作がスムーズにいき食事やトイレなどの普通におこなえるようになります。
エダラボンの脳を保護する薬を使用すると、脳梗塞になった8割の人が改善をしていると言われています。
※ 但し腎障害のある方は注意が必要になっています。
エダラボン以外にも脳梗塞の有効な治療薬があります。
脳梗塞は血管が詰まる病気ですが、その詰まった血管をスムーズにながす役目をしてくれる薬剤です。
血栓を溶かして血流をスムーズにしてくれます。
t-PA静注療法(血栓を溶かす薬剤)
脳の血流が途絶えてしまうと、脳が出血しやすくなってしまいます。
そうなると急いで血管の詰まっているところを、開通する必要があります。
t-PA静注療法は点滴で行割ます。
このt-PA静注療法は、脳梗塞が発症してから3時間の間が一番効果があります。
血栓だけに効果が出るので、3時間以上たった場合は、脳出血の恐れもあるので使用できないケースがあります。
t-PA静注療法は、点滴による処置なので、手軽に行うことが出来るので、使用しやすいのも特徴です。
色々な薬物治療があるのですが、脳梗塞の血管が詰まった場所によって効果や治療法も大きく変わってきます。
特に急性期は、元々待っている病気の合併症が出る心配もありますので、効果のあがるリスクの少ない治療法を選んでいきます。
では、脳梗塞には3つのタイプに分けることができるのですが詳しくご紹介していきましょう。
タイプに分けられる脳梗塞
脳梗塞の発症の原因によって3種類に分けられます。
脳梗塞は、
- 脳の血管が細くなる
- 血管に血栓(血のかたまり)が詰まる
様々な理由で、脳に酸素や栄養が送られなくなるために、脳の細胞が障害を受ける病気です。
脳梗塞は詰まる血管の太さやその詰まり方によって3つのタイプに分けられます。
脳梗塞の種類その① アテローム血栓性脳梗塞
脳の太い血管にコレステロールの塊ができて、コレステロールが血管を傷つけます。
それを治す為に血小板が集まり血栓ができ脳梗塞が出来る症状です。
アテローム血栓性脳梗塞の治療法
アテローム血栓性脳梗塞では、発症して3時間以内であればt-PA静注療法が使用できます。
発症して3時間を超える場合は、48時間以内なら抗血小板剤オザグレル、抗凝固剤アルガトロバンやエダラボンの脳保護剤が使用されます。
早期に抗血小板剤を使用することで、血液の流れを改善させてくれて血が固まってしまうのを防いでくれます。
脳梗塞の種類その② ラクナ梗塞
高血圧が原因で脳の細い血管が詰まって動脈硬化が起こります。
動脈硬化が起こって出来た脳梗塞をラクナ梗塞と言います。
ラクナ梗塞の治療法
点滴や内服薬による内科的治療が行われます。
血の塊が出来にくくなる目的の抗血小板療法で治療をすることが多く、脳梗塞の範囲がそれ以上拡大することを防ぐ脳を保護するエダラボンも効果的といえます。
ラクナ梗塞の場合は、意識ははっきりしている場合が多いので、早期からの積極的なリハビリテーションも開始されます。
脳梗塞の種類その③ 心原性脳梗塞
心臓にできた血栓が流れてきて血管をふさぐ事が原因で起こる脳梗塞です。
心原性脳梗塞の脳梗塞なった人は再び心臓に血栓ができやすい状態にあります。
心原性脳梗塞の治療法
心原性脳梗塞の場合は、血栓を溶かす血栓溶解療法の治療が有効になります。
それと同時に注意をしておかないといけないことが、脳梗塞の周りの血管が非常にもろくなってしまっています。
心臓に再び血栓が出来やすいことから、脳出血が起こらないように治療がススメられていきます。
日本も欧米化によって食生活が乱れています。
その為にアテローム血栓性脳梗塞や心原性脳塞栓症が増えてきています。
脳梗塞はこのような種類があるのです。
何れにしても脳梗塞は生活習慣が原因と言われています。
脳梗塞の危険因子も高血圧や糖尿病、脂質異常症の生活習慣が原因となっています。
生活習慣を改善することが脳梗塞やその他の病気にならない方法だという事は分かりますよね。
生活習慣の一番の改善方法は食事のバランスですよね。
脳梗塞の治療においては、どんどん研究が進められています。
最近では、カテーテルを使った血栓を溶かす方法が使用されるようになってきました。
カテーテル療法 メルシーリトリバーの導入
脳梗塞になると第一優先の治療としては、脳に出来た血栓を溶かす血栓溶解療法をおこないます。
血栓溶解療法が効果がなかった場合は、カテーテルを使って太ももの付け根から、細い管を通して動脈に注入して脳の詰まった血管の血栓を溶かす方法があります。
ブラークの問題で血栓が再び飛んでしまわないように、メルシーリトリバーを使用します。
メルシーリトリバーは、メスを使わないで治療できる方法なので、高齢者などの体力のない患者さんには本当に有効な治療だと思います。
脳梗塞にならない生活の改善と再発防止が可能な様に環境を整えましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。 いかがでしたでしょうか?
お役に立つことが出来たら幸いです。 この記事だけではなく、
脳梗塞についてさまざまな記事を書いています。
脳梗塞の情報をまとめた目次のようなページです。
脳梗塞で悩んでいるあなたの役に立てると情報だと思いますので、是非読んで下さいね。
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